最近またプレイ人口が増加しつつあるパチンコやパチスロ。日本人にとっては身近なギャンブルであるパチスロとパチンコですが、パチスロとパチンコの違いって?と思っている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?この記事では、パチスロとパチンコをまだやったことがない初心者さんに向けて、気になるパチスロとパチンコの違いについて説明していきます。
パチスロとパチンコの歴史
サラッとパチスロとパチンコの歴史を振り返ってみましょう。
パチスロ編
初代スロットマシーンが登場したのは、1964年のことです。このパチスロ文化はアメリカ軍によって日本へ持ち込まれました。そして日本初のスロットマシーン0号機が登場したのが1980年のことになります。そこから1号機、2号機と進化してゆき、現在は6号機まで存在しています。
日本のパチスロは近年になって登場しているのが分かりますね。
パチンコ編
パチンコの原型は、1925年頃にヨーロッパから輸入されたウォールマシンだと言われています。そこから独自の進化を遂げ、1930年に名古屋にパチンコ1号店が開店しました。1937年には鋼球式のパチンコが登場します。この鋼球式のパチンコは現在と同じタイプなんですよ。ここまでが戦前というのに驚きですね。戦時中はもちろん禁止されていたパチンコも、終戦後には復活。現在まで法律の改正と進化を繰り返し現在の形になりました。
それでは、パチスロとパチンコの違いについて見ていきましょう。
パチスロとパチンコの違いについて
パチスロとパチンコにはとても大きな違いがあります。どんな違いがあるのか見ていきましょう。
見た目編
パチスロの場合
メダルをメダル口に入れてレバーをONにすることで、3列のリールが回転します。そのリールをボタンを押して止めます。決められた柄が揃うようにリールを回転させます。
パチンコの場合
釘がたくさん刺さっているような見た目で、ハンドルのような取ってを握り、銀色の玉を打ち出します。打ち出した玉は賞球口と呼ばれるポケットが開くのでそこに入れるようにします。
ゲーム編
スロットの場合
- 1ゲームは、メダルを入れてレバーをONにしてリールを回転させることでカウントされます。手前に3つ並んでいるストップボタンをひとつずつ3回押してリールを止めていきます。リールが回転している時に、抽選は始まっていて「アタリ」「小役」「ハズレ」の分岐があります。「ハズレ」は、次のゲームに進みます。「小役」の場合は、払い出しやその後のゲームで有利になったりします。「アタリ」の場合は、メダルが増えます。
- ボーナスが当たっている時には自動で役が揃ってくれます。中には目押しといって、自分が止めるタイミングを見計らって止めるタイプのものもあります。注意したいのは、目押しが必要な台と目押しが不要な台の2種類があるということです。
- 1〜6段階、または4段階に分けられる設定というものが設けられています。これは、小役の成立する確率や大当たりする確率に差をつけるものであり、設定の数字が大きければ当たる確率も高く、数字が小さければ当たりづらいということになります。
- 決まった順番でボタンを押せるようアシストしてくれる「AT機」をはじめ、リプレイが高確率で揃いやすくなる「ART機」、そして他にも「A+ART機」「A+RT機」などがあります。このように、それぞれゲーム性や打ち方が異なるというのも、パチスロとパチンコの違いです。
パチンコの場合
- 銀色の玉を打ち出し、賞球口に入れてゲームを回転させます。そして当たりを目指します。パチンコはパチスロと違い、抽選という分岐はありません。「ハズレ」か「アタリ」のみです。そのため、リーチなど最初から決定しています。基本的には、通常時は左打ちで賞球口にちょうど入りやすい位置へ玉を入れることを目指し、大当たりした時は、右打ちでアタッカーやチャッカーと呼ばれる、大当り中に開いたり閉じたりするポケットのような部分を狙います。この部分でパチンコは打ち分けます。また、
- 注意が必要なのは、特殊仕様のスペックとして「デジ羽」や「羽根モノ」と呼ばれるものがあります。もしこのタイプのパチンコをプレイする場合は、通常タイプのパチンコ台とは違うので、必ず予習が必要です。
投入金額編
パチスロの場合
メダルが減る速度はそれほど早くありません。負けが立て込みにくいという点はありますが、設定で勝敗が分かれ、さらに運も必要になってきます。台ごとに、ゲーム性やスペックに対する理解が必要なため、予習なしでプレイすると投入金額が増えてしまうかも。
パチンコの場合
銀色の玉が減るのは速いため負けが立て込んでしまう可能性は高めです。パチスロより勝ちは大きいですが、比べるとハイリスクハイリターンともいえますね。
予習なしでも、プレイできるという気軽さはあります。
最近のパチスロとパチンコ
パチスロの場合
スマートパチスロと呼ばれるメダルをデジタル情報化した新機種が、2022年から導入されています。実物のメダルを使わないので、不正行為の撲滅やゲーム性・ゲーム環境の向上など多くのメリットが見込まれるといわれています。
パチンコの場合
2018年施行されたパチンコ規則改正により、パチンコにも設定をつけられるようになりました。設定付きパチンコでは、設定毎に大当り確率を設定することができます。設定段階はパチスロと同じ6段階です。
まとめ
パチスロとパチンコの違いを簡単にではありますが説明してきましたがいかがでしたか?プレイ自体は難しくありませんから、知識や情報を取り入れてから、チャレンジしてみてくださいね。