麻雀の割れ目とは?気になるローカルルールの戦い方や計算方法を解説!

麻雀の割れ目とは?気になるローカルルールの戦い方や計算方法を解説!

一昔前と違い、最近は若者にも大人気の麻雀。これから麻雀を始めようと思っている方や最近麻雀を始めたという方も多いのではないでしょうか。最近はオンラインカジノでも麻雀ができるのだとか。

麻雀にはさまざまなローカルルールが存在しますが、その中でも特に有名なルールが「割れ目(われめ)」です。このルールは、一発逆転のチャンスや大きなリスクが伴うゲーム展開になります。この記事では、麻雀の割れ目についての基本から戦い方や点数計算までをわかりやすく解説します。

麻雀の割れ目とは?

麻雀の「割れ目」とは、ある局で指定されたプレイヤーだけが、和了(アガリ)時の得点や失点(放銃・ツモられ)時の点数がすべて2倍になるというルールです。この割れ目になるプレイヤーは、局ごとに変わります。

割れ目の決め方

一般的には、親がサイコロを2つ振って、出た目の合計によって配牌の開始位置(開門)を決定します。そのサイコロの目が示した位置に座っているプレイヤーが、その局の「割れ目」になります。つまり、サイコロの結果により毎局ランダムで割れ目が決まるのです。割れ目は毎局リセットされるため、親が変われば割れ目も変わります。

  • 親の右側(下家)→ 5
  • 正面(対面)→ 6
  • 左側(上家)→ 7
  • 親自身→ 8 

割れ目のルールの特徴

割れ目の特徴は以下の通りです。

  • 割れ目のプレイヤーは得点が2倍
  • ツモアガリされた場合の支払いも2倍
  • 放銃(振り込み)の失点も2倍
  • 他のプレイヤーに比べて、1局での点数移動が極端に大きくなる

割れ目の得点処理表

得点処理は以下の通りです。

状況通常割れ目の場合( × 2倍)
ツモ(満貫)4,000 / 2,000点8,000 / 4,000点
ロン(満貫)8,000点16,000点
放銃時の支払い通常通り支払い点数 × 2倍
ツモられた場合通常通り自分の支払いのみ × 2倍
供託棒 / 積み棒変化なし通常通り

※点数は一例(満貫)です。点数に応じて倍にしてください。

点数の計算方法例

割れ目のプレイヤーが関係する点数だけを「2倍」にします。基本的には、通常通りの点数計算をした後、その数字を2倍にして適用します。

  • 例1:割れ目が満貫(8,000点)でロンアガリ → 放銃者が16,000点を支払う
  • 例2:割れ目が親で満貫ツモ → 子から4,000点×2=8,000点ずつ、合計16,000点得点
  • 例3:割れ目の子が親にツモられた → 通常は親1,500点・子500点ずつだが、割れ目の子は1,000点払う

割れ目での戦い方

割れ目での戦い方のポイントを以下で解説していきましょう。

スピード重視の手作り

失点リスクが大きいため、役満や高打点を狙うよりも、早いアガリを目指すことが安全かつ有効です。

積極的なリーチ

割れ目のときは、リーチによる得点アップ効果が倍増するため、積極的にリーチを仕掛けるのも有効です。

守備重視の選択

他家のリーチや速そうな手には無理せず、守備的に打つのも重要です。放銃すると失点が大きくなってしまいます。

他家との連携意識

割れ目のプレイヤーが一人で突き抜けないよう、他のプレイヤーが共同で押さえる戦略もあり得ます。

割れ目をさらに深く楽しむために

割れ目ルールは、ただの得点倍増ルールにとどまらず、心理戦の要素も強まります。特に、割れ目のプレイヤーは他の誰よりも注目される存在となり、狙われやすくもなります。そのため、普段以上に状況を冷静に読み、自分の立ち位置を正しく把握することが重要です。

また、割れ目を制することができれば、一気に点数を伸ばしてトップに躍り出ることも十分可能です。友人同士で遊ぶ際に導入すれば、盛り上がること間違いなしのルールでしょう。

割れ目の注意点

注意点は以下の通りです。

  • 割れ目対象は1名のみ
  • 2人割れ目、割れ目+親などの複合ルールは、事前に同卓者で合意をとること
  • ローカルルールのため、公式大会等では使用不可

まとめ

麻雀の割れ目とは、麻雀のローカルルールの一つで、指定されたプレイヤーの得点の増減が2倍になるスリル満点のルールです。高得点のチャンスと同時に大きな失点リスクもあり、心理戦も白熱します。

同じようにスマスロ「ガルパン」は連戦突破型のゲームもスリルがあり興奮しますが、気軽に複数人で楽しめる家庭麻雀や友人同士の対局は盛り上がること間違いなしです!この記事を参考にぜひ試してみてくださいね。